大阪・摂津市にあるダイキン工業のニュースを見かけて、そこから何気なく鑑賞。
大手化学メーカー、デュポン社による環境汚染問題を、企業弁護士が訴訟する実話に基づく物語。
人や動物の命を脅かす、化学物質の存在が身近な恐怖として描かれていた。
そして、その大企業を敵に回すことによる弁護士が受けるストレスや、失うものの多さ。真実を追求することによる代償は、計り知れないものだと感じた。
いつの時代も、企業や政府などの隠蔽体質は変わらないのかと愕然とし闇を感じたと同時に、この映画の主人公のように、信念を持って真実を追求してくれる人の存在は、私たちにとっては希望の光のように感じた。使命感とはまさにこのことだろうなと。
「自分たちの身は、自分たちで守るしかない」
本当に、その通りだと改めて実感した