ロブは普通に考えたら、企業側弁護をしてるあの法律事務所から追い出されても不思議じゃない。
でも減給してもクビにはせずロブを支え続けてくれた。利益にならずとも、正義を貫くことを認めてくれる。こんな志の高い法律事務所があるんだな…それだけでも奇跡に近い。
ロブの奥様もすばらしい。
車のエンジンをかけることも怖くなる、命の危険を感じ感じながらも、諦めずにようやく血液検査迄こじつけた…けど！
2005年の血液検査から、結果出すのに何年かかるんだよ！って思ったよね…それはみんな我慢の限界だよね…結果が出なければ何も進まないのだから。
検査結果が出ても、デュポン社は次の手を打ってくる。
もちろんデュポン社が悪いんだけど、こんなに決着がつかないのも、悪行が見過ごされるのも、どれもこれも政府が何もしないからなのでは？
どこの国も行政はホント役に立たない。
だから20年以上経った今でもロブはまだ闘っている。
闘い続けることは、本当に精神力がいる、色んなことを犠牲にする、だから闘うことを諦めてしまってる人も沢山いるだろう。
その人たちを責めることは出来ないけど、ロブのように進み続ける人が近くにいたら、力になって欲しいし、私もそういう人間でありたいと思う。
