すん

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来のすんのレビュー・感想・評価

3.7
吹き替え版で。

ジブリ×X-MEN的な世界観とは聞いてたんだけど、肝心のジブリ作品が『もののけ姫』系の作品かと思いきや『平成狸合戦ぽんぽこ』だったのに驚いて和んで笑っちゃった。
もちろん『もののけ姫』にも『ぽんぽこ』のスピリットは生きているんだけど。

ワンピース(黒ひげ)っぽくもあり、ドラゴンボールのブルマと悟空の2人旅っぽくもあり、既視感の連続なんだけど、それを超えてくる丁寧な描写の積み重ねて最後にカタルシスを爆発させるつくり。
序盤は設定が掴めるまでどう評価していいのかわからない作品だったけど、中盤から話がわかってくると面白いし、バキバキの戦闘シーンがスッと入ってくる。

「どこかで見たことある」とか「パクリ」だのなんだの言われようが、ありきたりのストーリーや設定でも、キャラクターをしっかり深掘りすればこんなに面白く魅力的になるんだなぁと感心してしまった。
シャオヘイ可愛い。よかったです。


↓ブログでも紹介してます
『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』既視感を超えていくカタルシス。 - 生きていくなんてわけないよ
https://www.sun-ahhyo.info/entry/2020/11/20/183000
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