アベンジャーズ、ジブリ、ドラゴンボール、X-MEN、マトリックス、いろいろ思い出しつつ、
アクション映画としてキレキレでテンポも良く、気になるところはありながらも最後までなかなか面白かった。
ネタバレ
人間vs妖精ではない、それぞれ一括りでとらえないところが良かった。しかし共存を望むわりに、最後まで一般の人間側に何らかの反省材料が与えられていない。このままだと環境破壊が進むだけだという、現代において正しいフーシーの視点は、この映画だととても弱い。まだまだ経済成長の続く中国だからこその楽天的な考えにも思える。
また、パワフルな女性が出てこないのはかなり残念だった。でも、アニメにありがちな、やたら童顔で露出の多い胸の大きな萌え女子キャラが出てこないだけでもノイズがなく見れて良かったが。(改めて思ったが、子どもに見せるキャラクターを大切にしたいならわざわざ性的な視線を集めるような造形にはしないのだなと)
