このレビューはネタバレを含みます
まぁ、正直に言うと合わなかった。
何を見せられているんだという感想が一番に出てきた。
おそらく、売春で有名な島の一チョンの間の話。
女性たちは行き詰った生活をしているし、
そこの経営者は絵にかいたようなくず。
悲惨で目をそむけたくなるような場面をずっと続けているのだが、
結局何が言いたかったのかがはっきりとしないように思えた。
本当の愛だとか、希望だとかそういう話をしたかったのだろうか
観たときに思ってしまったのが、役者がこういう演技も出来ますよっていうのを試したくてやっているように思えてしまった
こういう現状を知らせようとか、こういう人たちの一助になろうとか
何かしらの想いを感じられなかったのが残念だった。
確かに嫌な気分になったし、気持ちの悪いシーンも多かったが
それ以上の意味合いを感じなかった。
最悪なくても成立するんじゃないかとすら思えてしまった。
えげつない映画というのはとても好きではあるのだが、
今回はえげつなさが行為にしか宿っておらず、とても表層的に思えてしまった。