重い。
とある島の売春宿で起こる様々な問題。不感症、性病、両親の訳あり自害、性癖、無限に続く力関係。
ジリジリと焼け付き、希望がまるでない日常にもなれて感覚がおかしくなるのも無理のないそれぞれのトラウマが狂気を生み出す。
所々のギャグ要素がなかったら絶望でしかない話の中で、それでも笑うという大事さ。健気な約束は悲劇を丸呑みにする。
中学生の時大好きだった女優さんの成れの果ては、滅茶苦茶ロックで相変わらず痺れた。
愛ってなんなのか。
自分が選んでいる毎日はなんて説明すればいいのか口ごもる。
まさにこんな想いに気付けることこそ愛だと思う。