Carly

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのCarlyのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!一応、過去作全部見てるけどほぼ記憶にないのでその全てを楽しめたかは分からないけど、それでも満足度はかなり高かった。正直どうなるかわからんだけどこの三部作できれいに終わって欲しい…って思うくらいに。
ただスパイダーマン好きのために作られた最高傑作であると同時に、マーベルの世界ではほんと単純に(その一部は)自業自得的な展開でしかなさすぎて、そこら辺は甘いというか、ピーター・パーカーの若さなのだなぁと妙に納得せざるを得ない。それにまんまと乗ってしまったストレンジ先生はマジでどうかと思うけど。多分トニー・スタークだったらこうはならなかったよね、みたいな。でも彼がいないからこそピーターは誰にも頼る事を考えられなかったのかも。(トニーってMITだよね?)
MJとネッドとの三人の関係性はますます良くなってて泣けてしまった。不完全なお互いを補うかのように支え合ってて、親友って言葉がしっくりくる。そこに男女の関係も絡んでるのに上手くいってるの、完全にネッドが精神的にすごく大人なんだなーって思う。
あとウィレム・デフォーが良かった。一人だけ表現力が段違いで引き込まれた。まさに悪役。それもすごく魅力的なヒールで、凄いってしか言えない。
疑問なのはやっぱりマルチバース。あの敵たちはそれぞれ「スパイダーマンと戦ってたのに気づいたらここにいた」みたいなことを言ってたけど、そしたらスパイダーマンは二人とかいるわけじゃない?(同じスパイダーマンが時系列それぞれに)でも現れたのは一人だけ、なのは何でなんだろうね。マルチバースのルールみたいなもの?気になって夜しか眠れない…
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