USK

ジャンゴ 繋がれざる者のUSKのレビュー・感想・評価

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
5.0
「ジャンゴォ〜♪♪」
『続・荒野の用心棒』のテーマソングがオープニングで流れた瞬間、マカロニウエスタンのファンは誰もが興奮した事だろう。

また『続・荒野の用心棒』だけでなく『マンディンゴ』『侵入者』等のパロディらしきシーンがあり、マカロニウエスタンファンのみならず、40代50代の方々は観ていて面白かったのではないだろうか。

本作の見所はやはりレオナルドディカプリオ扮するカルビンキャンディの鬼畜っぷりではないだろうか!

登場シーンが割と短いのにもかかわらず凄い存在感。自らの手では誰一人殺さないものの、えげつない程の悪っぷり。

テーブルを叩きつけた際に起きた流血の事故をもろともせず、そのまま演技を続け、さらにはケリーワシントンの顔面に血を塗り付けるという即興プレイ。

ディカプリオの演技力も恐ろしや...........

タランティーノもここまで凄いキャラになるとは想像していなかっただろうw

本作はもともとウィルスミス主演で話しが進んでいたらしいのですが、ジェイミーフォックスで良かったとつくづく思いましたね。

カッコつけるシーンでの掠れた声がなんともかっこいい。

驚きなのはジェイミーの乗馬シーン!鞍なしで片手離しでもの凄いスピード!実際にスタントなしでやってるらしいのでジェイミーの俳優魂は見上げたものですね。

是非まだ未見の方はご覧ください。個人的には気持ちいいラストNo.1の作品です。
USK

USK