りら

SKIN/スキンのりらのネタバレレビュー・内容・結末

SKIN/スキン(2019年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

実話に基づいた映画だそうで、反ヘイト団体のダリルという男性が、主人公のブライオンのような人達を更生させていく仕事をしているのがとっても尊いことだと感動した。
ブライオンは幼い頃に親に捨てられ路上生活をしている時に白人至上主義者の夫婦に拾われ育てられ、スキンヘッドに無数のタトゥーを入れ憎悪と暴力に満ちた生活を送っていたけど、3人娘を育ててるシングルマザーのジュリーと出会って、これまでの生活を悔い、改心して新たな人生を始めようとするも、白人至上主義者達が脱退を許さず執拗に追ってくるって話。
ほんと恐ろしい白人至上主義者達の指導者。
反ヘイト団体のダリルという人がいて、本当によかった。
タトゥーを除去していくお金を出してくれるような人もいてよかった。全部除去するのに600日以上かかって、しかも痛そうやし。
ラストに綺麗になった顔でジュリーを訪ねたらお腹の中にいた赤ちゃんもいて、親子の対面できてよかった。ブライオン、タトゥーの入ってない顔の方がイケメンやったし。
人間にとってほんと生い立ちってものの環境は大事だと思うよ。
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