すみ

返校 言葉が消えた日のすみのネタバレレビュー・内容・結末

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

「白鹿より水仙へ 自由へ向けて」

恥ずかしながら白色テロがなんたるかをまったく知らずに鑑賞したので情報過多すぎてびっくりしちゃった。ホラゲー原作って言われるとめちゃくちゃわかるクリーチャーたち、そもそも怖すぎる学校のセットもあってわりとびびりながら観てました。
ファンがあまりにも報われなさすぎてしんどかった。裏返ってしまった愛情の韻末って感じだったな、、
自分が何をしてしまったのかわかったときのファンの絶望を思うと胸が痛い。あとウェイがナチュラルに失恋してるの好き。みんな報われないねえ。報われない話は大好きだよ。
チャン先生、まじ罪な男だけど自分が死ななければならなかったことやその原因になったファンのことはちっとも恨んだりしてなさそうで好きだな〜〜
階段に座り込んで二人で弾いた音の鳴らないピアノも白い鹿のペンダントも、全部全部ちゃん先生の誠意で好意だと思うし嘘がないだけに余計にしんどいな。
チャン先生がひたすら生徒たちに自由への希望を託してるのがすごく良かった。
台湾のことよくわかんないけどこの時代よりも人々が自由に、希望に溢れて生きていられるならいいな。
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