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罪と罰のnekonekoのレビュー・感想・評価

罪と罰(1983年製作の映画)
3.7
殺人を予告するようなカオスなシーンから始まる映画

アキカウリスマキが描く「罪と罰」
26才の処女作と後から知って驚きました

孤独な貧しい労働者ラヒカイネンが富裕層の男を殺す…警察との巧みなやりとりをゲームのように彼は楽しみ不可解な行動を!
心理的なサスペンス要素に加えて目撃者となったエーヴァの存在が大きい

ラヒカイネンが友人を訪ねて訪れたバーで歌われていた曲がセリフの少ない無表情の彼の心理のようで切なかった…

「俺が殺したかったのは道理だ」

うーん…初期作から深いわねぇ…
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