☆☆☆★★★
〝 ガラスは丸くなると人を傷つけない 〟
ノベライズ版は読了済み。簡単に。
ノベライズ版を読みながら、とにかく後半に起こる怒涛の薄っぺらさによる偶然性の連続に。
「嘘だろ〜!何これ〜!」
…と、頭がパニックを起こし掛け。久しぶりに腰が抜けるかと思い、更には頭の中で〝 脳味噌ウニ〜 〟状態が沸き起こったのでした💦
挙げ句の果てには「これ、いっその事コメディーにした方が…」とすら思っていた程です。
ところが映画本編は、そんなストーリーの薄っぺらさとは対象的に、アイドル映画として。デートムービーとして。それより何よりも、主演女優さんを〝 綺麗に撮る 〟とゆう《徹底的な意識の高さ》に感激してしまったのでした。
兎にも角にも…
〝 吉高由里子がメタクソ綺麗だ〜! 〟
…と言うこと。
それこそが最大限の褒め言葉なのかも知れない。
例えストーリー的には批判を浴びようとも、その美しい画面作りに彩られた恋愛物語に。何よりも職人に徹した確かな演出力に感激です。
三木孝浩マジックにひたすら酔いしれる2時間を満喫しました。
2020年10月24日 MOV IX亀有/スクリーン4