takanoひねもすのたり

ワウンズ: 呪われたメッセージのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

2.9
🪳ゴキは1匹みたら100匹はいると思え……

バーテンダーのウィル(アーミー・ハマー)が社会的にも精神も転落していってしまうサイコ+オカルトホラー

原題Wounds≒傷

面は良いけど中身が無い男・バーテンダーのウィル、客の忘れたスマホのロックを気まぐれに解除し中を見てしまったがためにオカルトに巻き込まれ転落へ……単純な筋。
中身のない男が悪霊に乗っ取られる過程のお話。

霊肉2元論(グノーシス主義)と"傷"(目の映像)若者たちが呼び出した"何か"(悪霊?)
怪奇現象との因果関係は単純(よくあるパターン)なんだけど、監督が大概分かりにくく演出してるのは何なんだ。
つかこれ字幕も大概ひどいけど。

オカルトネタが山程あるニューオリンズを舞台にしてるのに全く活かしていないのが勿体ないような気が。

🪳ゴキ(の数≒ウィルの心理的破綻の度合い)終盤にわっさわっさ登場してきた。
そこより、室内で、ゴキを足で踏み潰されること方が、何かイヤw


字幕、引用の本文と引用元も付けとけよ……。

ジョゼフ・コンラッド 闇の奥
Joseph Conrad, Heart of Darkness