ちびねこ

水曜日が消えたのちびねこのレビュー・感想・評価

水曜日が消えた(2020年製作の映画)
3.0
前に主役が伊藤健太郎だと思って課金して観たら中村倫也でめちゃくちゃショックで。
そのショックが大きかったのかそのままリタイヤした作品。
ここ何年も日本のドラマは観て無くて、映画もキャスティングでしか観て無かったので中村倫也を知らなくて。
なんか凄く人気があるようでびっくりしました。

タイトルの「水曜日が消えた」は水曜日の“僕”が消えたんだ。
なかなか面白そうなタイトルだったのでもう1回チャレンジしてみました。
で、何故 前回はリタイヤしてしまったのか不思議で。
全然、普通に観れました。
でもやっぱり中村倫也は“くらげ男”にしか見えなかったけど(頭が大きくてちょっとキモい)。
好きな方、ごめんなさい。

ひとりの“僕”が曜日ごとに違う“僕”になって生活している話。
最初の方は面白かったです。
朝 起きたら知らない人が隣で寝ていたり、火曜日の“僕”以外の“僕”は部屋の掃除もせずに片付けも全部 火曜日の“僕”がやっている。
ある朝 起きてみたら水曜日の“僕”になっていて、図書館に行ったり火曜日に出来なかった事を色々とやってみる。
気になる女性とデートしたり。
その辺りまでは楽しめたんだけど…。
取り敢えず、火曜日以外の“僕”がほとんど誰も出て来ないのでどうしても火曜日の“僕”からの目線になっている。
つまり火曜日の“僕”の話になっていて、他の6人の話は出て来ない。
せっかくの面白いテーマになっているのにチョット勿体なかったです。

まぁ、元々の設定が普通ではあり得ない(解離性人格障害らしいけど)事だし、そんな所にあーだこーだと突っ込み入れても仕方ない感じで。

ただ、火曜日以外の“僕”もそれ以外の“僕”も髪型が違うだけで特に変わりは無いように見えました。
でも それは中村倫也の演技が酷いのでは無くて、余りにも他の“僕”の出番が少ないので比べようが無かったのもあると思います。

ラストは、うーーーん?って感じだけどそれなりに面白いですよ。
どのシーンも必ず中村倫也が出てるので、ファンの方には是非お勧めです。
ちびねこ

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