Violet

リチャード・ジュエルのVioletのネタバレレビュー・内容・結末

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

記念すべき400本目の映画は”Richard Jewell”でした〜🥳
公開当初からずっと観たいと思っていたのでやっと観られて嬉しい☺️ありがとうNetflix🙇‍♀️💜

改めて冤罪って怖いなあ...と思った。
マスコミも警察も1度容疑者を特定したら事実ではなく「その容疑者が犯人であるための証拠」を探すことに躍起になる。
爆弾から人々を守ったヒーローが、たった1人の無責任なジャーナリストのせいで「爆弾犯」にでっちあげられる。
その過程が本当に怖かったし、リチャードと母の会話に胸が締め付けられた。

母の会見と、容疑が晴れたことが明らかになってリチャードが泣きながらドーナツを食べるシーンに涙。

リチャードはその後44歳の若さで病気のためこの世を去ってしまったけれど、彼の人生は本作を通して世代を超えて語り継がれることになる。ここにイーストウッド監督作品の意義があると思うし、彼の作品には人としてあるべき姿や優しさを尊重している姿勢が伺えるものが多い。
本作でも、誰よりも人々の安全を願う心優しい1人の男性を敬愛をもって描かれていた。

▼A Favorite Line
I did my job that night and some people are alive right now because of that. But the next time some security guard sees a suspicious package somewhere, you think he’s gonna call it in? I doubt it. He’s gonna say to himself, ‘I don’t wanna be another Richard Jewell. So I’m just gonna run.’ And how’s that make anybody any safer? ーRichard Jewell
Violet

Violet