みかっぺ

リチャード・ジュエルのみかっぺのネタバレレビュー・内容・結末

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

個人メモ。
実話に基づき作成された映画。
FBIに憧れる警備員(主人公)が爆弾を発見したことがきっかけで、大事故を防止した。
この件がネタになると踏んだマスコミが警備員を英雄と持ち上げることで時の人となる。
しかし、FBIが事件捜査する中、プロファイリングで英雄の警備員が犯人候補として浮上。
FBIが私欲に負けて、常に世論のネタに飢えたマスコミ取材者に犯人候補をバラしてしまい、それをネタに警備員を英雄から一変し犯人であると公表。
警備員はFBIへの憧れと敬意があり、捜査に協力するも、犯人でない自分に人権を無視するかのように執拗な捜査をされることに次第に疑念を抱き、友人弁護士と母親に協力を受け反撃にでる。
その後、事件の捜査対象として証拠不十分であるとされFBIに勝利する。

映画を見終わって、
主人公の汚名は晴れるも捜査中の主人公達の時間は戻らないし、マスコミやFBIからの謝罪もない為、心が凄く晴れることはなかったです。
また主人公への共感ができず、作中の弁護士と同じように主人公へイライラしてしまった。
しかし、主人公が弁護士に「僕はあなたにはなれない」と口にする場面があり、
主人公は自分として信念があり、最後にFBIに正々とした対応をする所で、そういう人であるから家族や一部の友人が彼を信じることが出来、犯人の汚名を晴らそうと動いてくれてるんだと思いました。

印象操作
世論
影響力
私利私欲
家族の絆
友情
人権
みかっぺ

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