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リチャード・ジュエルのAMEのレビュー・感想・評価

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
4.0
◎あらすじ◎
時は1996年アトランタオリンピック開催中。多くの人で賑わう記念公園のライブ会場で警備員のリチャードジュエルは不審なカバンを発見し、人々を避難させて被害を最小限に抑えたことで英雄と称される。しかし、FBIは彼を容疑者として調べ始め、マスコミもそれを報道したことでリチャードジュエルの生活が一変していく。

◎感想◎
マスコミの印象操作による冤罪がテーマだった。リチャードは職務を全うしただけだが、FBIがリチャードを捜査していること、また、過去の悪評により、容疑者像が出来上がりマスコミの格好のネタにされてしまう。どんどん想像に想像が広がって証拠もないのに追い詰めていく様子が見ていてムカついた。

最近の誹謗中傷もそうだけど、
臆測と想像で人を追い詰めて取り返しのつかないことになる危険性について強いメッセージを感じた。見てよかった。
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