ユキノナーニー

リチャード・ジュエルのユキノナーニーのレビュー・感想・評価

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
4.8
『リチャード・ジュエル』
2020年1/7(木)、新年初 試写会。

敬愛なるクリント・イースドウッド監督、待望の最新作✨
上映前の館内放送で「イースドウッド監督が御年90歳(^^;」になっていた事に
驚愕しつつ(心の中で87歳で止まっていたもので)!

有名な1996年アトランタオリンピックの際の爆発事件。
アトランタ爆弾テロ事件の第一発見者
容疑者となる男の、実話モノ!
とても解りやすく描かれていて、
初めは〈良い映画〉観る喜びに顔がニヤける私。
そのニヤケていたのが、
一気に映画の世界に引き込まれる。
人を助ける事に喜び感じる真念の警備員リチャード・ジュエルは、爆弾の第1発見者で全米の英雄へ!
から、偏見持つFBIやマスコミの〈メディアリンチ〉に巻き込まれ、
全米国民を敵に回すことに。
酷い〈メディアリンチ〉をまざまざと見せつけられる。
救い求める唯一知る弁護士、
息子を愛しひたすら信じ続ける老母の
姿がたまらない。

イースドウッド監督は、
権力やメディアに対する怒りだけでなく、
容姿やステータス、階級に対する差別に対しても問題提起したかったのだろう!

またしても名匠クリント・イースドウッド監督に心奪われきった。
あと何作、この感動と興奮を、映画を観る幸せを堪能させてくれるのかしら。

エンドロール後コートごそごそ着て次々席立つが、毎度ながら暫し席立てず。

主演のポール・ウォーター・ハウザーの巨体を更に20Kg太らせ役作りしての
演技素晴らしい。
嫌悪感が一気に〈正義のお人好しさん〉へ~の魅力発揮!
ザックバランな弁護士役のサム・ロックウェル、
息子を信じ続ける母親役=キャシー・ベイツといい、
もう配役の素晴らしい事といったら、
配役ズル過ぎる😍✨

2時間強があまりがアッという間!
この心震わす映画はぜひ観て欲しい!
必見映画です✨

信念で映画作り続ける
イースドウッド監督映画、
あと何作観られるのか?
解りやすく、
ダンゼン面白く、必見です!!!
あぁー、たまらなかった!

#クリントイースドウッド
#ポールウォーターハウザー
#サムロックウェル
#キャシーベイツ
#必見
#映画好きと繋がりたい
#映画好きな人と繋がりたい