イーストウッドのスーッと入り込ませてくれて、スッと終わらせてくれる作風、人によってはやや淡白かもしれないけど、凄く好み。無駄に感傷的にしないというか、実話だからこそ意識してるのかもしれないけど。
FBIや記者達の愚かさというか、恐怖さえ感じたな...。本人以上に母親が疲弊していくのが見てて辛かった。
ただ、なんといってもサム・ロックウェルの弁護士が救い。この映画のスパイスだと思う。彼が出てくる事で『主人公の冤罪をなんとかしてくれるのでは?』という一種のワクワク感を持たせてくれるのが良い。見応えあった。