初の高校野球女子部員の主人公がプロ入りを目指す韓国映画。
プロ野球観戦後にその足で映画館へ。
思ったより野球要素がしっかり描かれている。
野球シーンも上手いこと見せていて、投球フォーム含めゲンナリするようなところは全然なかった。
韓国の性差の話はいつも強烈に感じるけど、この作品はそれほどでもないと思ってしまった。
いつの間にかジェンダーギャップランキングは日本の方が下になっているし、この感覚は良くなさそう。
話はちょっと無理がある展開もあるものの、不快になりそうな表現も全然ないので気持ちよく見られた。
ただ、日本の独立リーグで投げていた女性投手がすぐ頭に浮かんでしまい新鮮味はなし。
契約金の話はなるほどという感じですごく好き。
ちなみに日本のセパ1軍選手だと、昨年の"平均"球速が約145キロ。
女子プロは最速が130キロ弱とのこと。
彼女は相当早い。
2021/3/5 TOHOシネマズ新宿/スクリーン3