イジュヨンのファンとしては、主演作を日本で見れただけでも嬉しいけれど、作品選んでるんだろうなという感じがしてとても好きだった。
チュスインファイティン！！！のシーン、スポーツをやっていた人間だからかもだけど何故かノスタルジックになって、印象に強く残った。
「かわいい」と女性のみとりあえず外見から判断する監督にはめちゃくちゃイラついたが、そういう目線を幾度も受けてきたのだと思うと胸が詰まる。ざらつきとほろ苦さを残しながら爽やかに全編通して流すのは青春映画としてとても良かった。（その分苦さも中途半端な気もした、スインが受けてたいじめや他男性選手から向けられる歓声の違いなども）
ただこういう表象が出てくるのはとても良い流れだし、もっとスポーツに関連するジェンダーについてメディア表象が増えてもいいんじゃないかな、と思った帰り道。
