世代を超えて誰かの生きづらさと誰かの生きづらさが交わる様からは、例えば『はちどり』とかを連想した。
(だからこそ母娘以外の女性陣にも、もう少し印象に残るシーンがあるとよりグッと来たかなーとは思ったけど。)
才能とか技術云々以前に、「女性だから〜」という雑な括り&それに伴って受ける扱い全般といちいち相対さないといけないのしんど…
闘い続けるにしろ、闘いから降りるにしろ、結局ついて回る茨の道。
スポ根演出や、劇的でドラマチックな展開に頼ることなく、スポーツを過度に神聖なものとして描かないバランスも丁度良かった。