ないで

ブロードウェイと銃弾のないでのレビュー・感想・評価

ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)
4.3
禁酒法時代のブロードウェイ。新進劇作家のデヴィッドはなんとか自作の上演にこぎつけるものの、メインキャストに素人同然なギャングの情婦を起用しなければならなくなる。浮気しないようお目付役の強面を伴ってやって来る彼女やどんどん太っていく名優など訳ありな関係者たちが集って幕は開く・・・

女優志望のギャングスターの愛人オリーブさんが強烈すぎて、いつものウディ・アレン臭さを喰ってる面白さがありました。カリスマ女優とフィアンセの間で揺れ動くデヴィッドの姿が霞んでどうでもよく思えてしまう魅惑の癖強ハイトーンボイス。台詞に自分で工夫(?)して「ハッ!」て付け足してるところ、すごく好き。彼女の舞台をもっと見たかったのに、芸術に殉じてしまうとはチーチーめ〜!
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