予告編から立ち昇るスナッチ臭。まさか俺らのガイリッチーが帰ってきたのか？
劇場も開いたし映画ファーストデーという事で。
ミラマックスのクレジット久々に見た気がする。
映画はたいそう面白かった。
ロックストック〜、スナッチ系統に渋みも加わり見たいものを見せてくれる堪らない作り。
役者もよくてヒュー・グラントが何より楽しさそうでよかった。パディントン2もよかったし、ここにきて素敵さをますヒュー様。そして愛される男コリン・ファレルは今回もいいポジション。他のみんなもいい感じ。もちろん主要キャストもみんなよい。ガイ・リッチーのキャラクターへの愛情が伝わってくる。
ギャング同士の対決も勢いでゴリ押しではなくアイデアと工夫がいっぱい。脚本なのか演出なのかただの言い回しにも何かしららしさを盛り込んでいて隙がない。ちょっと間を作ってのキメ演出とか久々の面白いガイ・リッチー映画で嬉しくて仕方ない。
これがお金にならなうとこの系統では難しいだろうから是非入って欲しい。そして、続編を、ホームズでもいいからガイリッチー作品を撮って頂きたい。
ディズニーでストレスが溜まったのだろうか。ロドリゲスのシン・シティもスパイキッズの後だったし。デビット・リンチにアナ雪の実写版を撮ってもらったら、その後は1000年に一度級のとんでもない傑作ができるに違いない。
なんとかならないものだろうか。
