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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のayellowbirdのレビュー・感想・評価

3.9
吾峠呼世晴の大ヒット漫画"鬼滅の刃"の劇場版アニメ。テレビで放送された"竈門炭治郎・立志編"最終話のその後の物語が描かれる。"千と千尋の神隠し"を抜き、公開73日目(2020年12月27日)で日本の歴代興行収入1位となった作品。
蝶屋敷での修業を終えた炭治郎たちは、短期間に40人以上が行方不明になっている無限列車に到着。炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助は、鬼殺隊最強の剣士の1人、煉獄杏寿郎と合流し、無限列車の中で新たな鬼に立ち向かう…。

鬼滅の刃は、妹を人間に戻したい一心で鬼討伐に身を投じる炭治郎の直向きな姿に毎回胸を打たれるのだが、本作(無限列車編)は、炭治郎ら後輩たちに自分の戦い方を見せることで、後輩たちの成長を促す杏寿郎の"男前な生き様"がもう一つの胸熱ポイント。エンドロールで、LISAの"炎"に載せて映し出される杏寿郎の姿が、"フューリー"のブラピに重なって見えた。
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