デベデイ

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のデベデイのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

明らかに悪い所は無いです!良い映画だと思うし、鬼滅の刃は大好き。気になる点はあります。
(当方原作未読で、この映画を純粋に1つの作品として見た時の感想です!)

① 魘夢意外と普通?
TVシリーズで唯一無惨様のパワハラ会議を生き残ったヤベー奴。「人が死ぬのも自分が死ぬのも只々楽しいっす」とかいうガチサイコを敵にしたらどうなるんやと思わせといて、普通にバトっただけの印象。もっと陰湿鬼畜で常識ぶっ飛んだことをしてもよかったのよ。用意周到という割に子供送り込んで作戦終わり、失敗したら基本防戦一方…電車と融合したのも作戦なんだから話しちゃダメでしょ。せっかく面白いギミックだから主人公組に看破して欲しかった。

②煉獄さんの凄さ描写
TVシリーズではあれだけ全員苦戦しまくった蜘蛛鬼たちを一太刀で殺す富岡さんとしのぶが引き立っていた。煉獄さん好きなのでもう少し見所欲しかったな。例えば夢内自殺を炭治郎と同時に看破するとか、異次元の破壊力で魘夢の計画を台無しにするとか、チャンスはもっとあったと思う。あとは戦闘始まっても弁当食い続けるとか(妄想だけど)こいつもこいつでヤベー感が欲しかった。もっというとなんでそんなヤベー奴が誕生したのかも知りたかった。(この後明らかになるのかな?タイミング的には遅いと思うけど)

③色々気になる伏線
・なぜ電車という舞台を選んだ?
・なぜ何人も行方不明者の出る電車に客が乗って走り続けている?
・なぜ縄を日輪刀で切ってはいけない?
・魘夢が電車と融合したのに必然性はあった?
・魘夢はどうやって人間たちを従えた?(良い夢見せるよ、だけでついてくるか?)
・善逸の無意識領域が真っ暗なのは意味あり?無意識なんだから善逸の投影がいてはダメでは?(猪はまあええわ)
・魘夢が上に挑戦したがるタイプに思えなかったが意外と野心家なのね

アニメ化する際に補完すべきところは色々あったんじゃないかと思いました!
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