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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編の特売小説のレビュー・感想・評価

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寝落ちさせられて首斬って、を繰り返す件はさすがに笑かしにきてるって事でいいですよねえ、マンボNo.5の脳内自動再生に必至ですものねえ。

という事で予備知識なしの丸腰で臨んで。

逐一状況報告すんなようっせえなぁとは思いつつ、妹ちゃんと、被り物した半裸男に萌え倒しましたけれども。

唐突に始まった言わば有段者とおそらくは上位種の超越バトル、エピローグ兼おまけのファンサービス、続話への布石かと思いきやこれががっつりとしたエピソードで。

繰り返しになりますけども門外漢にはやっぱ唐突なものに、それこそキャラクターを退場させる為だけの内容に思えてしまって。

詰まり愁嘆場の為の愁嘆場、強い印象を残して以て搾り取った涙の分だけ感動しましたツイートをカツアゲする暴力的行為に感じられたんですよね。

一方、仇役に対し主人公が正論を打つ場面では、彼の気狂い振る舞いに戦慄きつつも仇役を仇役としか捉えていなかった自分にはなかったその発想に作り手の冷静さを見て感心を思いもしたものの。

しかし総じては。

物語としては歪な構造と言わざるを得ないと、やはりそういう印象を抱きまして。

という事で感想としてはただこの一言、がっぽり稼いでらっしゃるようでとても羨ましい、と。
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