初回なので、子供客がいないレイトショーで鑑賞。
一応、フジテレビで放送されたのを見て予習しましたが、正直、ナメてました。
が、しかし
予想、想像以上に良くて、泣けました。
よもやよもや、です。
映像がキレイとか、そういうのは
言わずもがなですが、
この作品の魅力は、
作者さんの言語表現の見事さと、
主人公たちに反映された
人間の心の奥というか根底にある、
揺るがない倫理的な確かさなように思います。
真に強い人は、真に優しい人である
真に優しい人は、真に強い人である
日本的なウエットさの入り方が
気持ち悪くならないギリギリで
上手く成り立っている。
煉獄というキャラクターは
いかにもマンガ的な造型ではあるけれど、
主人公とはまた違う姿の
揺るがなさの理想型として現れる。
なるほど、
そりゃ、みんな
「煉獄さん、煉獄さん」て言うはずですな
納得、納得。
煉獄の精神性は母親の教育と愛情で
形成されている。
この母にして、この子あり。