Kento

今日もどこかで馬は生まれるのKentoのレビュー・感想・評価

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人間達によって経済動物として飼われている
馬達を描いたドキュメンタリー

本作でメインに語られているのは
"競争馬"として働く馬達

競馬場で颯爽と走る馬達だが、勿論全ての馬がそのレーンに立てる訳では無い

人間であれば他の道を…
という選択肢がある人もいるかもしれませんが、馬にとってその道は限りなく狭い

様々な立場の人から語られる馬達
見ていて苦しさを感じる部分もありますが
見てよかったと思いました
とはいえ、基本的には映像よりも
人の言葉で語られている部分が多く
本当に苦しい部分についてはより深く調べないと分からないかなとは思います

個人的に、競馬をした事はありませんが
経済動物として生きる動物達については
しっかり知らないとなーとは思います
食事にしても娯楽にしても
当たり前にあるものではなく、多くの命の上に立っているという意識は必要かなと思うので

ラスト、新たな選択肢等が産まれ始めて
いる事が分かったのは良かったです

例えば施設で触れあったりする事も、単に
"可愛い"だけではなくその動物や他の経済動物を救うことになるんだなと改めて感じました
Kento

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