なめらかな世界

still darkのなめらかな世界のレビュー・感想・評価

still dark(2019年製作の映画)
3.8
 本当に素晴らしい作品でした。40分だからこそとも言える内容の濃さ、そこからもうちょっと先を見てみたいと思わせる物語性。言う事なしですし、40分でこれは本当に素晴らしい物語を心に残してくれます。パスタ本当に美味しそう。夜中に観るとふとできもしないのにフライパン振り回して作ろうとしてしまいそうですね。

 以下ちょっとだけネタバレを含む感想(離して書きます)





























 これは自分の好みと近いようで遠い作品でした。自分はこの作品のような何がなんでもしがみつくと言ったこともやってこなかったし、身体障害者の方などに対して過度な気遣いなどをおそらくしてきた身としては耳が痛いし、眩し過ぎました。
多様性だなんだと言われていますが、欧米などでの過度な排斥が過度な保護になってしまっただけの今の世の中とは違い、対等に自然に接することができればいちばんいいのだと、この映画を通じて痛感させられました。
 この映画のような熱量ある人間はそうそういないとは思うのでそれが全て正しいとは言いませんが。


























 今作品には関係ないし、どうでもいいけど今の世多様性を予言したレイブラッドベリすごいよほんと。