Newman

戦争と女の顔のNewmanのレビュー・感想・評価

戦争と女の顔(2019年製作の映画)
3.6
原作の「戦争は女の顔をしていない」とは別物でした。原作は、ドイツ戦に参戦した女性たちの物語。戦争が終わり地元に戻っても「彼女は参戦者」、そして結婚しようとしても「彼女は戦争に行った男のような女だからやめておこう」と嫌われるという話だった。
映画は、のっぽ(参戦のトラウマで、友人(マーシャ)が出征のために預かった子どもを殺してしまう)と、一人では生きていけないからと殺してしまった子どもの代わりの子どもを産んで返してほしいとのっぽに頼む、戦争で子どもを産めない体になってしまったマーシャの物語。
原作本を読んでドイツ戦にかなり多くの女性が参戦していることに驚き、「戦争は女の顔をしていない」んじゃない、戦争は充分に女の顔をしているじゃないかと考えたことを思い出した。
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