ディルダ
のっぽの人
レニングラード終戦直後の秋。また戦後だね。こういう作品の存在は重要だとは思う。戦争が終わっても、人は癒えない、何も終わらない。ただ、そう単純な、簡単な作品では、全くなかった。…
ソ連側の戦後ってどんな感じだろうと気になったのと、似たような名前のノンフィクション小説が漫画化されて話題になってたなーと思って視聴。後からWikipediaを見てみるとやはり『戦争は女の顔をしてい…
>>続きを読む映像が美しく、色彩使いも見事。
冒頭からショッキングなシーンがあり、観客を引き込む力のある作品。
ただ、冗長なためコンディション悪いと眠くなると思います。
実際自分はだいぶうとうとした。
戦争が…
1945年終戦後のレニングラード
戦争が終わり
戦争を生き延びても
戦争前の状況にすっかり元通り
とはいくはずもなく
PTSDを抱えたイーヤの様に
又は手足を失くした兵士
そして子宮や卵巣を失っ…
わたしたちの戦争は終わっていない…
PTSD、安楽死、愛と憎しみ、赦し、拠り所、同性愛…、生きて帰れても続く戦争。心穏やかな生活はそこにはない。
戦争を直接描かなくても伝わる戦争の悲惨さや壊れた…
戦争において人命は軽んじられあっという間に消えてしまうが、戦中/戦後の生命の誕生・維持のハードルは恐ろしく高い。それを女性2人の目線から静謐に、一種の諦観が含まれているかのように描かれる。どの人物も…
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