"こんな事をして面白いか?"
"誰も傷つけてない"
"神のご加護を…"
【STORY】
少年院のミサで聖歌を歌う代表になったほどのダニエルは、出所後に経歴を偽って教会で司教を始めてしまうが…
【一言まとめ】
●人は簡単に善悪で分類できない
●大切なのは、その時その時何を為すべきか
●主人公の表情や佇まいが迫真!!
【感想】
《"聖職者・犯罪者"3貫》3貫目
犯罪が多く存在する世の中ですが、ひとまとめに犯罪といっても、出来心の窃盗や軽い喧嘩から胸糞悪い猟奇殺人まで色々な程度がありますよね。
人間だって、そう簡単に善人と悪人には括れないもの。きっと誰の中にだって、善の心と悪の心は存在しています。
何か罪を犯してしまえば一生過去は消せませんが、結局一番大切なのは過去ではなく、その時その時に何を為すべきで、その為すべき事を実行に移せるかなのではないでしょうか。
経歴を詐称してはいても、実際に自分の行いで人の心に寄り添おうとするトマス(ダニエル)の姿から、そんな事を教えてもらった気がします。
そんなダニエルを演じたバルトシュさん、表情や仕草、佇まいまで完璧で最高に適役だったと思います!また何かの映画で凄い役をやってほしい!
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観た回数:1回
直近の鑑賞:映画館(21.01.17)
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【星つけた際の個人的評価・好み】
総合点82pt/100pt 星換算★★★★4.1
コンセプト点 86pt/100pt✨
ストーリー点 69pt/100pt
心に迫る点 68pt/100pt
設定点 70pt/100pt
元ネタ点 88pt/100pt✨
キャスト点 82pt/100pt✨
テンポ点 71pt/100pt
深み点 80pt/100pt✨
演技点 87pt/100pt✨
撮影点 79pt/100pt
演出点 82pt/100pt✨
セット点 70pt/100pt
キャラデザ点 82pt/100pt✨
衣装点 70pt/100pt
メイク等点 79pt/100pt
音響/効果音点67pt/100pt
音楽点 62pt/100pt