聖なる犯罪者のtotoのレビュー・感想・評価

なにが善で悪なのかではなく、その時その場所に現れて話を聞き、手を差し伸べ、拠り所になった彼はマニュアル通りの神父よりもはるかに尊い存在であり、天使だった。

最後のシーンで血だらけになりながらも勝って歩いて行くのは、自分の力だけで生き抜いていくしかない彼の現実かと思った。


罪を告白しても無かったことにはならない。この先も罪と共に生きていかなければならない。赦すことは愛です。