キリスト教に詳しくないから
勝手なイメージなんだけど
キリスト教って罪を悔い改めたら赦されるっていうイメージがあって
だから、序盤で犯罪を犯した者が聖職者にはなれないっていうことに少し疑問を感じた。
でも被害者側からしたら許せないってのもわかるし、
だけど聖職者が全て日々正しい行いをしているかって言ったらそうでもない気もするし
とか
頭の中ぐるぐるしちゃいましたね。
ダニエルが聖職の道に一生懸命取り組んでいたのがわかるから彼にもチャンスをって思っちゃうけど
なれるなれないは置いといて、全く知識ないまま成り済ますのはちょっとダメかもなって思ったよね。
せめて神学を学ぶ学校に身分偽って入るとかなら、ねぇ？
でもダニエルの言葉に心を動かされた人もいるからそういうことじゃないのかな？
いやいやでも、神父様の言葉だからって思うからこそ届くこともあるよな、
って考えたら人間ってやっぱり少し浅ましいなって思ったり。
色んなことを考えちゃう作品だった。
ダニエルは聖人であり悪人でもあった。
それはダニエルだけじゃなく人間というものの本質なのではないだろうか
そんなことを感想書きながら考えました。
