失業中の母親を養いながら、いつか美容師になる勉強をしにサンフランシスコに行くため、ウェイトレスをしながら身体を売って稼ぐ少女ケイティ。そんなケイティが初めての恋をするも、暗い現実に飲み込まれていく…。
表情で全てを語る、主演のオリヴィア・クックのお芝居が素晴らしかった!
ストーリーは本当に救いようがないけど、彼女のお芝居でリアルさを感じられたと思う。
出てくる人がみんなクズで吐きそう。
ケイティは一生懸命生きてるけど、誰とでもそういう事をして稼いでいる自分を自分で卑下してしてるから全部受け入れてしまうし、弁解もできないんだよね。
自分を大切にできない人の周りには、クズが集まってくるっていう悪循環…。
お金は絶対に別の場所に隠すべきだったのに、クローゼットに置いていたのは母親を信じたい気持ちの現れだったのかな。切ない。
泣き崩れてから立ち上がるまでの間で、何を考えたんだろう。
どん底はキツいけど、あとは這い上がるだけ。いつか抜け出して幸せになってほしい。
タイトルやポスターからは想像できない辛くて重いストーリーだったけど、お芝居が素晴らしかったので観て良かったです。