映画は最高の娯楽

カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇の映画は最高の娯楽のレビュー・感想・評価

3.7
狂気の始まり
「ヘレディタリー継承」の胸糞さ、「遊星からの物体X」のクリーチャー感。

前半はスローペースで、やや人間ドラマが退屈。というか最初からキャラクターが癖ありばかりで不快感が凄い。
ジワジワといつまでも続く不穏な空気。
ニコラス・ケイジに関しては元からの不穏感が強すぎて、狂っても通常運転感は否めなかったが 笑

物体Xを彷彿とさせるクリーチャーのビジュアルは好印象。本題のカラー、ビビットな色彩で襲い来る恐怖は中々。
悪く言うと既視感多め。

ラストまで一貫された全編重苦しい空気感が疲れる作品。

この作品が全年齢対象なのは謎。