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映像研には手を出すな!のhoshikazukanjoのネタバレレビュー・内容・結末

映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

すみません、アニメの方があまりに良すぎて辛辣感情になってしまう…

メイン3人が乃木坂ということで、3人全員水崎氏みたいな感じの映像研ってあり得るのか?と思ったけど、意外にも齋藤飛鳥が頑張っていて良かった。アニメの浅草氏とは別人に思えるけど(齋藤飛鳥の喋りが可愛すぎて)、まあこういうオタクもいそうだよねと思った。ただ、こういう饒舌に説き伏せるような作品に、この滑舌というか声質では、どうしても説得力が落ちてしまうよな…と残念。金森氏とかただのギャルじゃん。アニメのあのインテリヤクザ感が好きだったので、マジだりぃ以上も以下もなさそうな実写金森氏が物足りなく思ってしまったよ〜。あと実写だと、本当にキャスト3人仲良いのか、ちゃんと友達に見える 笑。利害関係とかなしに友達っぽい。

あと涙誘うようなシーンであからさまに泣かせにかかろうとする感動的ミュージックを流すのダサすぎて引いてしまった。いや、多分これが普通なんだけど、アニメでは、湯浅監督は、そういうことしなかった。で、肝心のアニメ理論についても、どうも薄っぺらい…。もうそこにあるテキストをただ読み上げたようにしか感じない。ガチアニメーターがメタ的にキャラに吹き込んでるのとはまた違う。こればかりは仕方ない、勝てない…。となるといよいよこれ実写でやる意味が分からなくなってきた。

コメディ漫画およびアニメを実写化するときに陥りがちなさむいコメディセンス、どうにかならないものですか…。同じ文法でいこうとするから滑る。
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