やや

ようこそ映画音響の世界へのややのネタバレレビュー・内容・結末

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

「鳥肌が立てば成功よ」

興味深く楽しく観れました。
映画としてのドキュメンタリーは初めて。こういう作品もあるんだね。

BGMはもちろん、効果音も聴いてるだけですごく気持ち良くなれるから普段から意識して聴いているつもりだけど、誰かが1つ1つ音を作って1つ1つ当てはめている様子を見るとなんてたくさんの音が重ねられているんだ…と見方が変わる。
映画の効果音に注目して、その音をつくりたいと思う人がいること、つくっている人がいること。当然といえば当然なのだけど詳細には思い浮かべたことがなかった。
効果音のアフレコ、もっとじっくり見ていたい!本物の音ように聴かせる演技。すごい。

痛そうな描写が苦手な私は、音がなければまだ観れるのにどうしてこんな痛々しい音をつけるんだと顔を歪めるわけだけど、「痛みを感じさせたい」音響監督の思惑通りなんだねぇ…

トップガンは音の迫力が素晴らしいとは思っていたけれど、本物の戦闘機の音だけじゃなく動物の声を足していたなんて衝撃!
いってしまえば偽物の音なのに、偽物だからこそその場にいるかのような臨場感のある気持ちの良い音になっていることもたくさんあるんだろうな。喜んで騙されましょう。

作中で出てくる作品をいろいろ観てみたくなるね。
スターウォーズの効果音が素晴らしかった。観てみようかな?
やや

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