カヴィチ・ネアン監督作品！
アジア・シネマ・アンソロジー③
Asian Film Joint2022セレクト
老朽化の為、壊されていくホワイトビルディング…
そこに住む人々とビルが破壊されるまでの日々をカメラに収めたドキュメンタリー作品。
1963年にカンボジア・プノンペンに立てられたホワイト・ビルディングは集合団地の様相で、75年から始まったポルポト政権の虐殺を生き残り逃れた人々、アーティスト、知識人達が住むことになった。
監督もこちらで育ったそうで元々この場所で劇映画を作る予定だったそう。
住んでいる人々は口々に将来の不安を口にする。
仕方ないと諦める人、悪夢のポルポト政権時代を思い出し悲しむ人。
歌を歌い思い出を刻む青年。
取り壊される最後の一瞬までカメラに収める監督。
モノクロ写真のホワイトビルディングが寂しそうに壁に飾られている…
同じ様な題材の劇映画『ガガーリン』レビュー忘れてる😅
あの作品も壊れゆく場所に住む人々の物語だったけど、ニアン監督の劇映画『ホワイトビルディング』も観てみたい(^^)
よか映画！
