フガニスタン帰りの元軍人ダニエル(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)は戦場で負った心の傷に苦しみ、麻薬に依存する生活を送っていた。彼は町のギャング集団に麻薬売買の集金人として利用されている14歳の少年ルーカス(イライジャ・ロドリゲス)と、父子のような絆で結ばれていた。しかし、ルーカスはギャングのボス リンコン(デヴィッド・カスタニェーダ)を裏切り、命を狙われる。窮地に追い込まれたルーカスを守るため、ダニエルは再び銃を手にする。
元軍人で声帯に障害のあるダニエルはひと言も喋らないばかりか華々しい活躍は見せてくれない。ギャングのボスも巨悪というわけでもないのでクライマックスもさほど盛り上がらない。