なおち

宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-のなおちのレビュー・感想・評価

3.5
まず最初に思ったのが、ヤマトが特使を連れてイスカンダルに行くというのなら、2202においてヤマトの波動砲の封印を解いて波動砲艦隊を作った事を古代たちはスターシャの前で土下座しなければならないんじゃなかろうか。そんな地球の行為をスターシャはどう思ったのだろうか?本来なら2202内で消化して欲しい内容だと思うが2205にその辺を描いてくれるのかちょっと意地悪な気持ちで期待している。
前置きはこれくらいにして、2205本編は期待以上に面白く楽しめる作品となっていた。テンポが良く、地球、ガミラスの大人数のドラマ、メカ描写、設定など膨大にあろう事柄をサクサクと見せつつ、グッとココロをつかむ部分もしっかりおさえてありファンであれば満足いく内容だったと思う。なかでも古代がカッコいい。ここに来て惚れた。セリフは少ないけれど沖田艦長みたいに必要な時に必要なセリフを吐くような男になっていって欲しい。
さまざまな謎を残し、後章に期待がさらに高まりました。続きが楽しみです。
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