180分という時間の長さを感じさせない作品でした。精神を病み苦しむ姿が序盤描かれていたが、オッペンハイマーも人であり、論理は好きだが、実験はド下手ってあたりが好感もてた。その後の行動はアカンけど、慌てて止めようとするのは、原爆メタファーかな。
ただ、時系列がまったく判らなくて混乱する事多々あり。人物もたくさん出てきて、科学者、なんとか委員会の人、共産主義組合、軍人、政治家、家族兄弟、子どもはいっつも泣いていてノイズに感じちゃうし、女性も何人かいて、いつも怒ってる女性と馬乗ってる女性とシーツ干してる女性と？？？時系列もあって混乱。
こんなんで作品楽しめるの？と思われるかもしれないが十分楽しめました。ドイツ、ソ連との核開発競争、戦争終結へのヒリヒリ感はとても良かったです。もっと知識武装して挑めば分かり味が深いと思います。
すべてを理解できず悔しい。
私はもっと勉強が必要ですね。
