kojikoji

カサブランカのkojikojiのレビュー・感想・評価

カサブランカ(1942年製作の映画)
3.8
第16回アカデミー賞作品賞

カサブランカは男の心をくすぐる要素が満載なんです。
ボギーは、身を切られるつらい心をグッと我慢して、女のために涙を飲む。
しかもさりげなく。

しかも相手は絶世の美女イングリット・バーグマンですよ。
おそらくバーグマンの映画の中でもこのバーグマンが一番綺麗と思います。

場所は「カサブランカ」
思い出の曲は「時の過ぎゆくままに」。ロマンチックを絵に描いたような設定ではないですか。


1941年、舞台はフランス領モロッコの都市カサブランカです。
アメリカ人男性のリック(ハンフリー・ボガート)は、パリが陥落する前に理由を告げずに去った恋人イルザ・ラント(イングリッド・バーグマン)と、彼が経営する酒場で再会を果たします。しかし彼女の横には夫と名乗る男を連れていました。
しかも、ここを脱出するための通行証を売って欲しいといいます。
リックは過去の痛みに苦しみました。(いいですねーこの辛さ)

なぜパリで突然消えたのか、問いただすリックに、イルザはこれまでの経緯と今でもリックのことを愛していることを告げます。
二人はお互いの愛を確認しあいます。



数々の名言を残すこの映画。もう誰もが言い尽くした名言はさけて、今回このレビューに残すのは二つです。
「私が嫌いなの?」
「愛しているから、だから行ってほしい。君は彼の一部なんだ。
 行かないと、きっと後悔する。」
「あなたは?」
「君と幸せだったパリの思い出で俺は生きていける。」
これこそボギー。
かっこよすぎて、鳥肌もんです。

そしてもう一つ

  君の瞳に乾杯!🍷

2023.01.17視聴27
kojikoji

kojikoji