みあせぶ

カサブランカのみあせぶのレビュー・感想・評価

カサブランカ(1942年製作の映画)
4.0
『君の瞳に乾杯』


名作カサブランカ!
1942年の映画ということで、白黒ですね!再生してビックリしました。

ララランド崇拝者である私が一度は観ておきたかった映画です。ララランドの劇中でもカサブランカの話が出てきますよね😊

全体的に、チャゼル監督はララランド製作にあたって、かなりこの映画を参考にしてるな〜と思いました。
セブが最初務めていたジャズバーと今作に出てくるリックの店はなんだか似ていたように思います。
ララランドに「ボガート&バーグマン」というサントラもありますし。

他にも積もる話が山ほどありますが、このままだとララランドとの比較レビューという限られた人しか読んでも楽しめない内容になりそうなのでこの辺で。笑

内容は途中までは割とあるある。
戦時下で容姿端麗な美男美女が恋愛したらそうなるよね…
でもラストがかなりイレギュラーな感じではあった。
あぁ、そう終わるのね?みたいな。

そしてそして、話が変わりますが、中学生のころ、「死語辞典」というものを買い、読み漁っていました。
「30代に言いたい死語」「40代に言いたい死後」などなど、その年代に通じる死語がズラっと並んでいるものです。
恐らく、サラリーマンが上司との飲み会で使うような本なのですが…興味本位で買って読んでましたね笑(中学生とは)

そのなかに『君の瞳に乾杯』というのがありまして、よく覚えています。

今思えば「死語なの?」って感じですが、当時はよく使ってる人がいたんですかね…?
訳が少し飛躍しすぎ?とも言われてはいますが、ここまで名台詞として愛されているのでナイス和訳と言ってあげても良いのではないでしょうか。
今は死語辞典に載っちゃってますけどね笑

はい、話が逸れました😂
というわけで、ラストの名シーンに名ゼリフ、こんな映画が70年以上前に作られたなんて考えられません!
ララランドを観た方はもちろん、古い映画をあまり観ないという方にも!
2時間弱なのでそんなにテンポも悪くなくていいですよ!
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