おじさん数人で映画撮影遊びをしてるシーンから。「アクション!」の声がやけに達者で、それは当然その人が映画を作っていたからなのである。
シネマチュプキタバタにて、「サマーフィルムにのって」の前時間に上映していたので梯子した。この映画を見た後では、どの作品も見え方が変わる。時代劇だろうが「新聞記者」のような批判的な映画だろうが、この作品自体も、表現の自由がまだ許されている国だから作られて、観られる。それが当たり前ではないことなのか、これこそ当たり前でないといけないことなのか、という。
埃ではなく砂を被った映写機だとか、アナウンス(モスクの声に消される)、林での観賞会。苦い終わり方だったけど程よく緩い雰囲気もあったり見やすくて、見て良かった。