第49手
⚔️あちゃんvsまさやん🛡️
【タイトルしりとり対決】
→ビースト
→友達のうちはどこ?
→この世界に残されて
バルナバーシュ・トート監督・脚本による、ナチスドイツにより約56万人ものユダヤ人が虐殺されたと言われる1948年のハンガリーを舞台に、ホロコーストで心に深い傷を負った孤独な男女が年齢差を超えて痛みを分かち合い、互いに寄り添いながら希望を見いだしていく姿を描いたハンガリー映画。
製作は『心と体と』(2017)のモーニカ・メーチとエルヌー・メシュテルハーズィ。
ホロコーストで家族を喪い、叔母のオルギと暮らす、心に深い傷を負った16歳の少女クララ。
そんな彼女が孤独で寡黙な42歳の医師アルドと出会う─
クララを演じたアビゲイル・セーケと、アルドを演じたカーロイ・ハーデュクの演技が素晴らしいし、全てを見せない演出も見事。
劇伴もきちんと作品に寄り添っている。
何よりもクララの容姿、所作、言動、全てが愛おしい、まさに希望そのもの。
様々な感情が沸き上がってくる、自然と涙が溢れるような、希望に満ちた素晴らしい作品だった。
ということで次回は【て】でよろしく♪