ミュージシャンの父が、高校生の息子と約束してつくり続けた、
毎日のお弁当のお話。
それ以上でも以下でもない、とされているが、
お弁当映画感よりも、淡々としながらいつしか静かに熱くなるような親子の映画として清々しい感動があった。
すべてうまくいく、とまではいえない人生だけれど、
何でも食べて、迷うことも認めて、大切な人には最後には素直になって、、
そんなふうに生きていくことで、少なくとも前向きにぶつかっていられるなと感じた。
倍賞千恵子さんや映美くららさんの出演は嬉しかった。
尚、本作はTOKYO No. 1 SOUL SETの渡辺俊美さんのエッセイが原作とのことで、ご本人もご出演。色々と学ばせていただいた。