八咫

ブライトン ミラクルの八咫のレビュー・感想・評価

ブライトン ミラクル(2019年製作の映画)
2.0
ラグビーW杯2023、日本は最終戦アルゼンチンに敗北し日本のW杯は昨日で終わってしまった。
にわかファンの私だけど、昨日の試合は熱を持って観戦しトライが決まるたび飛び上がって喜んだ。
稲垣啓太の(顔)ファンになり彼の所属チームの試合にも行こうと決意した昨日。

この映画は2015年W杯、南アフリカに辛勝した日本の軌跡を描いたものだけど、映画の作りや俳優のエディ役(しかも激似)以外はとんでもなくダメ。
だけど最後の実際の試合のダイジェスト映像がとんでもなく良くて泣けてしまった。
すごい。本当にすごい。めっちゃいい試合だったんだろうな。まじで観たいフルで。
最後の最後、同点を目指さずあくまでもトライをとりにいく姿勢、リーチの決断、モールで押し込む迫力に泣けた。昨日のアルゼンチン戦の試合でも同じような場面があったから尚更。
映画はもちろんそれで終わりなんだけど2019年日本開催のW杯で、日本が競合アイルランドとスコットランドに勝ってプール1位で決勝ステージに進むことを思うと感慨深いものがある。
本当にこの映画以前の日本の最弱っぷりはなかなかのものだったんだなって考えると、たしかに2023年のW杯は決勝ステージに駒を進められなかったけど、でもいい試合を展開できるようになったんだと。

実際昨日はラグビーの後に三苫の所属するブライトンの試合を弟の解説付きで観たけど、日本サッカーが今とんでもない位置にいることを知ると、ラグビーもいずれその時が来ると信じられる。がんばれ!絶対応援に行く!!!


責任とは誰かに与えられるものじゃない
自分から負うものだ

全力のフリをするな

人生は人気コンテストではない
ベストを尽くせ 周りが見てなくても構わん


自分の目的を知ること
高い意識を持って

戦うためにやるべきことは全てやる

陰でどれだけのことをやるかだ
人は諦める
手の届く所まで来ていたかもしれないのに
だが困難という泥をかき分け進まねばならない
宝を見つけるために
新年こそ力をもたらしてくれる
泥を流し光を見せてくれる

諦めて得るものは後悔しかない



脚本 1
美術 3
演技 3
演出 0
チープ感のなさ 0
満足度 5
その他(音楽、カメラワーク)
八咫

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