八咫さんの映画レビュー・感想・評価

八咫

八咫

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

やばい。ちょっと重すぎる。背中がぞわぞわいってる。こんな、こんなことってない。なんの涙だか分からない涙が流れてる。

性暴力のシーンが最小限に抑えられていてほっとしていたのに。でもそこに至るまでもそう
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.8

『アイデンティティ』の監督作品。
アンジーは私にとってはゴシップ誌でしか見たことがなかったからこの作品で初めて彼女の演技を観たけど、すごい人だったんだという小並感。
主人公もアンジーも美しすぎる。
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.1

神父役の役者、どこで観たんだっけと思ってたら『アイデンティティー』の犯人役立った。あと『海の上のピアニスト』。プルイット・テイラー・ヴィンスさん。

作品はガブリエルが悪さしたことがわかるまでは良かっ
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

2.8

貧困のために十分なボクシング教育を受けられず、ようやく日の目を見た(見過ぎた)かと思えば。
家族に恵まれないマギーが唯一心を許していただろう父親もなく、娘と疎遠なフランキーが擬似親子よよう、と見せたい
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.5

『ホットファズ』が面白かったので消化不良の今夜このままじゃ寝たくないと思って視聴。
『ホットファズ』と同じコンビだとは思わなかったし、同作品に出演してる俳優がちょこちょこ出ていておおっと思った。
個人
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

1.8

うーん、、、確かに疾走感はあるけどそこに辿り着くまでの前半がとにかく退屈でいつ切ろうか考えてたら後半に入りやっと面白くなってきたかな、どうかなって思ってるところで終わった。
なんでこんなに絶賛されてる
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アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

1.6

たしかに睡眠用作品。見事に途中で寝てしまった。
チェンソーマンのOPでオマージュされていためちゃくちゃ狭い会議室で机の上に上らざるを得ないシーンってここから来てるんだという体験。
B級映画というにはB
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.8

原作をわざわざ買って読んだの思い出した!中身は全然覚えてなかったから新鮮に観れたし、沢山出てくる登場人物も流れる時間の中で分かっていくというかその前に真相が明かされるからスッキリする。
原作を読んだ時
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.0

さくっと観れる作品を求めて要望通りの作品が観れた。
権力側にいる(と見られる)人間も謂れ無い誹謗中傷を受け失墜、もしくは狂ってしまうことはあるよなとXを見てても如実に感じるので、そこへの言及が最小限で
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

1.5

このままいくと物語が破綻するぞーと思っていたら最後倒れかけのところを立て直した感じ。
キャリアと家庭生活はトレードオフなのかよ、これ女性主人公でやったらもっと酷いなあと思ってたらそういうメッセージ性の
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.3

面白い!!!Xの映画紹介アカウントで本作を扱っていたのを機会に視聴。満足!!
なんか私多分こういう映画を待ち望んでいだしずっと観たかった。

彩度の高いTRICKのようで、でもどんどん進む物語が気持ち
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

子供達が可哀想すぎる。
みなさんご指摘の通りで、なんでこんな状況の中妊娠?!ありえない。それによって今いる我が子が危険な目に遭い、結局旦那死んでんじゃん。こんな両親で子供たち可哀想すぎる。ヤングケアラ
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ロブスター(2015年製作の映画)

1.0

えー…『聖なる鹿殺し』が大好きな自分としては同監督作品としてとても楽しみにしていただけに、まじでその期待があったからこその失望もあるし、普通に意味わかりませんでした。そういえば『籠の中の乙女』もあまり>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

5.0

余韻すっごい。これが名作か。
最後泣いてしまった。
血のつながりに甘えて邪険にしてしまっている、家人の邪険さに釣られて邪険になってしまっている自分を思う。
何回でも観たい。
紀子さんの気品ある優しさ、
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.9

映像がすっごい!!もう全ての詰め合わせみたいな映画。ていうかもう映像芸術みたいな域よ。全編通して妥協を許さない徹底した作り。しかも2008年作っていうのが信じられない。そんな昔の作品なのか…。全く色褪>>続きを読む

コンジアム(2018年製作の映画)

1.6

『ヘレディタリー/継承』を観て、良いホラーがまだ観たくて視聴。
したけど全然ダメ。怖いは怖いかもしれないけど、あんまり怖くない。スプラッター系は怖いってより驚くが正しいよね。
やっぱ姿を見せないホラー
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.7

最後10分怖すぎてピクチャインピクチャにしてながら見したから木の小屋にお母さん?がすーって吸い込まれてくところはギャグか?ってぐらいに観れたし、なんかもうなんとか王にされて終わるのもいや考察待ちかよー>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.7

ずっとフランス映画だと思ってた。

私はBで、日本の男に結構絶望してて、日本が同性婚可能で恋愛感情とか置いといてそういった選択が可能なら女性と家庭を作って子育てしたいってずっと思ってる。だからこの世界
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

少し前までは私自身がギルバートと同じような立場だったから、この作品みたいな母親の偶然の死で解放されるストーリーじゃないものが観たかった。
母親の死がギルバートの転機になる話であって、恋人との別れですら
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.8

ジュード・ロウかっこい〜!!
クリスマスの時期になるとこれを観たくなる、って誰が言ってたのかな。
たしかにクリスマス感がある映画で、それを楽しみにきた。
ただ、恋愛ゴリ押しの映画なんだろうなっていうの
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.2

最初の動チビ動物たちの寸劇がめちゃくちゃ可愛かった…!
地上波の録画を観たから吹替だったけど子役なのかな?の声優めちゃくちゃよかった〜!!
それから『ゴッドファザー』のオマージュめちゃくちゃ良かった…
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ビーン(1997年製作の映画)

3.8

面白かったけど迷惑!!
有名なキャラクターをここに来て初めて観たけど、これ実写だから彼が自閉症なのかなとか考えてしまいキャラクターとして100楽しめたかと言うとそれは違う。

ドラマが元になってるよう
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

面白かった〜!!
なんって綺麗な映画なんだろう。
普通こんなに綺麗にまとまらないよ。
ダイナーで偶然出会った少女に同情して敵勢力を殲滅しちゃう、そこの動機づけってめちゃくちゃ難しいと感じるのにそこのす
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海街diary(2015年製作の映画)

4.5

いい映画だった。
心を休めたい時にまた観たいような映画。
美しい四人の姉妹がずっと目を癒してくれる。鎌倉の景色、生活、食事、全てを愛おしく描いていてそれがとてもすごい。

ちょろっと調べてみたら原作者
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

1.7

アイディアは最高に良くて傑作になりそうな片鱗しかなかったのにもったいないなと感じる。
ヴィーガンに店を襲われて、犯人を偶然見かけて殺して加工し販売。この一連の流れは理解できるけど、続く被害者探しから物
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.8

よかった!なんのストレスもなく観れる。しかもほんわかさせてくれる効能あり。
なんていい映画なんだろう。
終盤、さちえさんが「かもめ食堂が満席になりました」ってプールに浮かびながら言うシーンで、さちえさ
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.7

こんな映画もう二度と作らないだろうなあって思う。
日本愛の満ちた作品。
この後のトンチキ日本作品が一般的になるハリウッドの中で、日本でのロケだからというのもあると思うけどきちんと日本だった。
2023
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.6

やばいめちゃくちゃ面白かった。
今まで観たホラーの中で一番。最高に上質。

アニミズム、仏教、キリスト教と宗教感が比較的近い国の作品で違和感なく観れた。
神に見つかってしまう恐怖に近いと思いながらも、
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ファーザー・クリスマス(1991年製作の映画)

4.4

家族と夕ご飯の鍋を囲みながら。

絵本『さむがりやのサンタ』は小さいころのお気に入りの絵本。ああ、こういうシーンあったよねと母と盛り上がりながら、家族との話もしつつなので集中して観たとは言えないけど、
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.8

正直もうアメコミが映画の全ジャンルの中で一番苦手といっても過言ではない。が、ノーラン監督の手腕でノーラン作品として観ることができたし、一つの作品としてとてもまとまっていたと感じる。
最後にヒロインとち
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

頭痛が治った!笑
メッセージ性も何もない(っていうと語弊があるけど)映画っていいね。勢いがあると尚更よし。『真夜中のパリでヒャッハー!』と同じような効能がありました。

アメリカの大学生活も垣間見れた
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

2.9

しゃらくさ〜〜!!ほんっと最後の最後までまとまってたのに、記者会見のシーンがめちゃくちゃダサかった!なにそれ!
人が恋に落ちるのに言語化できるわけではないけど、終始ウィリアムがアナのことを「大女優」と
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.7

何にも考えられずに観れた〜!
ちょっと前まではこういう恋愛映画観るのも体力がいってたんだけど、今の私はなんの衒いもなく観れました。

いやもうお国柄だなあと思うのは、セックス周りがタブーじゃないのかね
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About you(2021年製作の映画)

4.0

U-NEXTで『パプリカ』を観たらサジェストに出てきたこちら。
眠れない夜、乗り越えられなさそうな夜に観たいお守りの一本になりそう。

パプリカ(2006年製作の映画)

3.5

視聴は二度目。
1回目の時はフィルマがなかったから、こうしてU-NEXTにきてて嬉しい。

正直、今の時代じゃだめでしょって表現が何箇所かあって今を生きてしまっているのでそこではうっと来たけど、全編通
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